ならす

標準
現代仮名遣い:ならす / 読み:ナラス
動詞・サ行四段活用
基本動詞 自他動詞

慣れさせる・馴らす・使い慣らす

📖 意味

  1. 1
    慣れさせる・なじませる・習慣づける «中心義»慣れた状態にする。
  2. 2
    (動物を)飼いならす・手なずける 「馴らす」。
  3. 3
    使い慣らす・着慣らす・なじませて用いる 「なれ衣(着慣れた衣)」など。

📜 出典・例文

鷹(たか)をよくならして、狩りに用ゐる。

鷹をよく飼いならして、狩りに用いる。

──『例文』
馴らし飼へる犬、あとを慕ひて来る。

飼いならしている犬が、後を慕ってついて来る。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

自動詞「なる(馴る=慣れる・なじむ・親しむ)」に対する他動詞「ならす(慣れさせる・馴らす)」。「馴る」は「うちとく」とも近く、人になじむ・親しむ意もある。「なれ衣・なれ〜」の複合にも注意。

🧠 覚え方・ゴロ

慣れた状態に「馴(な)らす」——ならす=慣れさせる(他動詞)。

🏛 語源・成り立ち

自動詞「馴(な)る」+他動詞化の「す」。慣れた状態にする意。

🔗 関連語・対義語

なる慣れる・なじむ・親しむ(自動詞) うちとく打ち解ける・なじむ

❓ よくある質問

Q. 「ならす」に対応する自動詞は?

「なる(馴る)」で、「慣れる・なじむ・親しむ」の意です。他動詞「ならす(慣れさせる・馴らす)」と自他の対応をなします。

🧩 確認クイズ

Q1. 「鷹をよくならして、狩りに用ゐる」の「ならし」の意味は?
A 放して    B 飼いならして    C 驚かして    D 売って
Q2. 「ならす」に対応する自動詞は?
A なる(馴る)    B なす    C なく    D なぐ
← 古文・古典合格メニューへもどる