なほし

標準
現代仮名遣い:なおし / 読み:ナオシ
名詞
有職故実 装束 頻出

直衣(貴族男性の平常服)

📖 意味

  1. 1
    直衣(貴族男性の平常服・略装) 正装の束帯に対し、日常やくつろいだ場で着る

📜 出典・例文

なほし姿にて忍びありく。

直衣姿で、人目を忍んで出歩く。

──『例文』
うちくつろぎて、なほしを着たまふ。

くつろいで、直衣をお召しになる。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

貴族男性の平常服で、正装の「束帯」に対する略装。私的な場やお忍びの外出などに着用し、色・柄が比較的自由だった。『直衣姿』は改まらない、くつろいだ・忍びの装いを表す。装束から場面の格を読む鍵になる。

🧠 覚え方・ゴロ

「“直(なほ)し”=直(ただ)ちに気軽に着る衣=平常服」と、気軽さで覚える。

🏛 語源・成り立ち

「直(なほ)し」は、あらたまらずそのまま気軽に着る意とされ、貴族男性の略装・平常服を指した。

🔗 関連語・対義語

そくたい束帯・正装 かりぎぬ狩衣・さらに略式の衣

❓ よくある質問

Q. 束帯とどう違う?

「束帯」は最も改まった正装、「直衣」は日常・私的な場で着る略装です。『直衣姿』はくつろいだ・お忍びの装いを示し、場面の格が下がることを表します。

Q. 「狩衣(かりぎぬ)」との関係は?

狩衣は直衣よりさらに略式で、もと狩りや野外の活動着に由来する動きやすい衣です。束帯>直衣>狩衣の順に略式になります。

🧩 確認クイズ

Q1. 「なほし(直衣)」とは?
A 貴族男性の平常服(略装)    B 最も改まった正装    C 女性の髪飾り    D 牛車の部品
Q2. 「直衣姿」が表すのは?
A くつろいだ・お忍びの装い    B 最も格式の高い正装    C 喪服    D 武装
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