なんぞ

重要
現代仮名遣い:なんぞ / 読み:ナンゾ
副詞/代名詞
副詞 疑問 反語 頻出

どうして・なぜ/何

📖 意味

  1. 1
    どうして・なぜ(疑問) «中心義»理由をたずねる。
  2. 2
    どうして〜か、いや〜ない(反語) «頻出»強い否定を表す。
  3. 3
    何・何であるか(代名詞) 物事をたずねる。「なんぞや」など。

📜 出典・例文

なんぞ、いたづらに月日を送る。

どうして、むだに月日を送るのか。

──『例文』
なんぞ必ずしも古(いにしへ)を是(ぜ)とせむ。

どうして必ずしも昔を正しいとしようか(いや、そうとは限らない)。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「何ぞ」から成り、「どうして・なぜ」と理由をたずねる疑問、または「どうして〜か、いや〜ない」の反語を表す。漢文訓読で「何ぞ〜(んや)」の形で頻出。代名詞「何」の意もある。「など」「なぞ」と近い。

🧠 覚え方・ゴロ

「何(なん)ぞ」=どうして・なぜ(反語にも)。

🏛 語源・成り立ち

「何(なに)」+係助詞「ぞ」。理由や物事を強めてたずねる意。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「なんぞ」が反語になるのはどう見分ける?

文末が「〜む・〜べき・〜や」など推量・疑問で結ばれ、文脈上「いや、〜ない」と否定の答えが導かれる場合が反語です。訳は「どうして〜か、いや〜ない」となります。

🧩 確認クイズ

Q1. 「なんぞ、いたづらに月日を送る」の「なんぞ」の意味は?
A いつ    B どうして    C どこ    D いくら
Q2. 「なんぞ〜む」が反語のとき、含意は?
A きっと〜する    B いや、〜ない    C 〜してほしい    D 〜だろうか(単純疑問のみ)
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