なぐ

標準
現代仮名遣い:なぐ / 読み:ナグ
動詞ガ行四段
情景語 和歌 静穏

(風・波が)おさまる・静まる/心が和らぐ

📖 意味

  1. 1
    (風・波が)おさまる・静まる 海が穏やかになる。「凪ぐ」
  2. 2
    (心が)和らぐ・穏やかになる 気持ちが静まる。「和ぐ」

📜 出典・例文

風なぎて、波静かなり。

風がおさまって、波が静かである。

──『例文』
心なぎて、うち休む。

心が和らいで、ほっと休む。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

『風・波がおさまる(凪ぐ)』と『心が和らぐ(和ぐ)』の両用。名詞「なぎ(凪)」は海が静まること。「なぐさむ(心が晴れる)」とも同根で、外の静穏と内の平安を表す。航海・心情の場面に用いる。

🧠 覚え方・ゴロ

「“凪(な)ぐ”=風波が凪ぐ・心が和(な)ぐ」と、凪=静まるで覚える。

🏛 語源・成り立ち

「なぐ」は、荒れたものが静まり穏やかになる意。海の凪ぎ、心の和らぎを表し、「なぐさむ」と同根。

🔗 関連語・対義語

なぎ凪・風波のおさまること なぐさむ心が晴れる・慰める

❓ よくある質問

Q. 海と心、どちらに使う?

両方です。『風なぐ(風がおさまる)』のように海・風波の静穏を表すほか、『心なぐ(心が和らぐ)』のように気持ちの平安も表します。文脈で判断しましょう。

Q. 「なぐさむ」との関係は?

同根とされます。「なぐ」は荒れたものが静まる意、「なぐさむ」はその状態にする・心を晴らす意で、穏やかさという核を共有します。

🧩 確認クイズ

Q1. 「風なぎて」の意味は?
A 風がおさまって    B 風が強まって    C 風が向きを変えて    D 風が冷たくなって
Q2. 「なぐ」が表すさまは?
A 静まる・和らぐ    B 荒れる・乱れる    C 急ぐ・慌てる    D 満ちる・あふれる
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