なだらかなり

標準
現代仮名遣い:なだらかなり / 読み:ナダラカナリ
形容動詞ナリ活用
評価語 頻出

穏やかだ・円満だ/すらすらしている・なめらかだ

📖 意味

  1. 1
    穏やかだ、平穏だ、円満だ、おだやかで角が立たない 中心義。人柄・事態が穏やかで、もめごとがないさま。
  2. 2
    すらすらしている、なめらかだ、とどこおりない 言葉・物事の運びがなめらかで滞らないさま。

📜 出典・例文

ことなだらかにをさまりて、皆喜ぶ。

事が穏やかに(円満に)おさまって、皆喜ぶ。※用法確認用の例文。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

《穏やかだ・円満だ》《すらすらしている・なめらかだ》で、角が立たず滞りのないさまを表す。人柄・事態が穏やかにおさまる意、言葉・物事の運びがなめらかな意のいずれにも用いる。現代語『なだらか(傾斜がゆるい)』とは語感が異なる。

🧠 覚え方・ゴロ

「なだらかなり」=角が立たず穏やか・円満/すらすら・なめらか。

🏛 語源・成り立ち

『なだる(なだらかに続く・おさまる)』と同根で、角が立たず穏やかに続く・おさまるさまを表す。

🔗 関連語・対義語

おいらかなりおっとりしている・穏やかだ・素直だ のどかなりのどかだ・穏やかだ・ゆったりしている

❓ よくある質問

Q. 「なだらかなり」はどんな意味ですか?

『穏やかだ・円満だ』『すらすらしている・なめらかだ・とどこおりない』です。人柄・事態・言葉の運びに用います。

Q. 現代語『なだらか』と同じですか?

『穏やか』の語感は通じますが、古文では『円満だ・すらすらしている』の意で人柄・事態にも用いる点に注意します。

🧩 確認クイズ

Q1. 「ことなだらかにをさまる」の「なだらかなり」の意味は?
A 穏やかだ・円満だ    B 激しい    C 気味が悪い    D 中途半端だ
Q2. 「なだらかなり」と近い意味の語は?
A おいらかなり    B むげなり    C うひうひし    D はかばかし
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