なびく

重要
現代仮名遣い:なびく / 読み:ナビク
動詞カ行四段
動作語 和歌

(風になびく)/(心が)従う・言いなりになる

📖 意味

  1. 1
    (風などに)なびく・横に揺れ従う 草木・髪・煙などが風に従って揺れる
  2. 2
    (相手に)心を寄せて従う・言いなりになる 相手の意に従う。恋では求愛を受け入れる

📜 出典・例文

青柳の風になびく。

青柳が風になびく。

──『例文』
女、つひになびきぬ。

女は、とうとう(男に)心を許し従った。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

『風になびく』が基本で、そこから『心を寄せて従う・言いなりになる』の比喩が生じる。恋では、女性が男性の求愛を受け入れることを『なびく』と表す。草木のなびきに人の心の傾きを重ねる、和歌的な発想の語。

🧠 覚え方・ゴロ

「“靡(なび)く”=風になびく・心がなびく(従う)」と、なびくで覚える。

🏛 語源・成り立ち

「なびく」は、風などに従って横へ揺れる意。転じて、心が相手に従い寄る意にも広がった。

🔗 関連語・対義語

したがふ従う なびかすなびかせる・従わせる

❓ よくある質問

Q. 恋の場面での『なびく』とは?

女性が男性の求愛を受け入れ、心を許して従うことを表します。草木が風になびくさまに、心が相手へ傾くことを重ねた表現です。

Q. 他動詞形はある?

「なびかす(靡かす)」で『なびかせる・(人を)従わせる』の意です。相手の心を自分の方へ引き寄せる意で用います。

🧩 確認クイズ

Q1. 「女、つひになびきぬ」の意味は?
A 女はとうとう心を許し従った    B 女はついに去った    C 女はずっと拒んだ    D 女は病になった
Q2. 「なびく」の比喩的な意味は?
A 心を寄せて従う    B 強く逆らう    C 遠ざかる    D 眠り込む
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