むつかし
標準現代仮名遣い:むつかし / 読み:ムツカシ
形容詞シク活用
不快だ・うっとうしい/むさ苦しい・見苦しい/面倒だ
📖 意味
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1
不快だ、うっとうしい、いやだ 中心義。気分が晴れず、わずらわしく感じるさま。
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2
むさ苦しい、見苦しい、うっとうしい(様子) 乱れていて不快な外見。
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3
面倒だ、厄介だ、気味が悪い 扱いにくく煩わしい/不気味なさま。
📜 出典・例文
草しげく、いとむつかしげなる宿なり。
訳草が生い茂って、たいそううっとうしい(むさ苦しい)様子の家である。※用法確認用の例文。
⚠️ 識別・注意点
現代語『難しい(困難)』の意で訳すと誤りやすい。古文では《不快だ・うっとうしい・むさ苦しい・面倒だ・気味が悪い》が中心。気分・外見・扱いにくさなど、いずれも『わずらわしく不快』の方向で捉える。
🧠 覚え方・ゴロ
「むつかし」=“むずむず”不快・うっとうしい。困難の意ではない。
🏛 語源・成り立ち
『むつかる(不機嫌になる・むずかる)』と同根で、気分が晴れず不快なさまが原義。困難の意は後世の発達。
🔗 関連語・対義語
こころうしつらい・いやだ・不快だ
うるさしわずらわしい・うっとうしい
❓ よくある質問
Q. 「むつかし」は現代語『難しい』と同じですか?
違います。古文では『不快だ・うっとうしい・むさ苦しい・面倒だ』が中心で、『困難だ』の意は後世に発達したものです。
Q. どんな対象に使いますか?
気分、乱れた外見、扱いにくい物事、不気味なものなど、『わずらわしく不快』と感じる対象に広く使います。
🧩 確認クイズ
Q1. 古文「むつかし」の中心的な意味は?
A 困難だ B 不快だ・うっとうしい C すばらしい D 待ち遠しい
A 困難だ B 不快だ・うっとうしい C すばらしい D 待ち遠しい
Q2. 「むつかしげなる宿」の意味として適切なものは?
A むさ苦しい様子の家 B 立派な家 C 新しい家 D 静かな家
A むさ苦しい様子の家 B 立派な家 C 新しい家 D 静かな家