むかし

標準
現代仮名遣い:むかし / 読み:ムカシ
名詞
名詞 時間

昔・過去・以前/かつての栄え

📖 意味

  1. 1
    昔・過去・以前・かつて «中心義»過ぎ去った時。現代語に残る。
  2. 2
    かつての(栄えた)時・往時・昔なじみ 「昔の人(昔なじみ・亡き人)」「昔おぼゆ(昔が思い出される)」。

📜 出典・例文

昔、男ありけり。

昔、(ある)男がいた。

──『伊勢物語』
昔の人の袖の香ぞする。

昔なじみの人の(袖にたきしめた)香りがすることだ。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「昔・過去・以前」を表す。伊勢物語の各章段の語り出し「昔、男ありけり」で有名。「昔の人(昔なじみ・亡き人)」「昔おぼゆ(昔が思い出される・昔に似ている)」など。「いま(今)」と対をなす。「いにしへ」より近い過去も含む。現代語に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

過ぎ去った「昔(むかし)」(今の対)。

🏛 語源・成り立ち

「昔(むかし)」。「向(むか)ふ」と同系で、過ぎ去った方を向く意とも。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「昔の人」はどう訳す?

「昔なじみの人・以前親しかった人」、また「亡くなった人・故人」を指すこともあります。文脈により、懐かしむ相手や亡き人を表します。

🧩 確認クイズ

Q1. 伊勢物語の語り出し「昔、男ありけり」の「昔」の意味は?
A 未来    B 昔・過去    C 今    D 遠い外国
Q2. 「むかし」と対をなす語は?
A いま(今)    B みね(峰)    C はな(花)    D なみ(波)
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