もよほす

標準
現代仮名遣い:もよおす / 読み:モヨオス
動詞・サ行四段活用
行動

催す・準備する・引き起こす・せきたてる

📖 意味

  1. 1
    準備する・支度する・用意する «中心義»行事などの支度をする。
  2. 2
    (行事・宴を)催す・行う・とり行う 会や式を開く。現代語に残る。
  3. 3
    引き起こす・呼び起こす・誘い出す 「涙をもよほす」「眠りをもよほす」。
  4. 4
    せきたてる・促す・かりたてる 人をうながし動かす。

📜 出典・例文

秋風、もの思ひをもよほす。

秋風が、物思いを引き起こす(誘い出す)。

──『例文』
人々をもよほして、法会(ほふゑ)を営む。

人々を促し集めて、法会をとり行う。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「準備する」「催す」「引き起こす」「せきたてる」の多義。「涙をもよほす(涙を誘う)」「眠気をもよほす」「物思ひをもよほす」など、ある感情・状態を「誘い出す・引き起こす」用法が要注意。現代語「催す」に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

支度を整え、心を誘い出す——もよほす=催す・引き起こす・促す。

🏛 語源・成り立ち

「もよほす(催す)」。人や物事を誘い動かし、事を起こす意。

🔗 関連語・対義語

いとなむ営む・準備する・行う そそのかす促す・せきたてる

❓ よくある質問

Q. 「涙をもよほす」はどう訳す?

「涙を誘う・涙を引き起こす」と訳します。「もよほす」には、ある感情や生理現象を『誘い出す・引き起こす』という用法があります。

🧩 確認クイズ

Q1. 「秋風、もの思ひをもよほす」の「もよほす」の意味は?
A 打ち消す    B 引き起こす・誘い出す    C 忘れさせる    D 静める
Q2. 「もよほす」の意味に含まれないものは?
A 準備する    B 催す    C せきたてる    D 破壊する
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