ものおそろし

標準
現代仮名遣い:ものおそろし / 読み:モノオソロシ
形容詞・シク活用
感情語

なんとなく恐ろしい・不気味だ

📖 意味

  1. 1
    なんとなく恐ろしい・そぞろに恐ろしい・こわい «中心義»理由もなく漂う恐ろしさ。
  2. 2
    なんとなく不気味だ・気味が悪い・薄気味悪い 得体の知れない不安を伴うさま。

📜 出典・例文

夜ふけて、風の音、ものおそろし。

夜が更けて、風の音が、なんとなく恐ろしい。

──『例文』
人げなき古寺(ふるでら)、いとものおそろし。

人けのない古寺は、たいそう不気味だ。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

接頭語「もの(なんとなく・漠然と)」+「おそろし(恐ろしい)」で、「なんとなく恐ろしい・不気味だ」。はっきりした対象のない、漠然とした恐ろしさ・不安を表す。「ものうし」「ものさびし」と同じ「もの+形容詞」の型で覚える。

🧠 覚え方・ゴロ

「もの(なんとなく)」+「恐ろし」——ものおそろし=なんとなく恐ろしい。

🏛 語源・成り立ち

接頭語「もの」+形容詞「恐ろし」。漠然とした恐ろしさを表す。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「ものおそろし」と「おそろし」の違いは?

「おそろし」がはっきりした恐ろしさなのに対し、「ものおそろし」は接頭語「もの」により「なんとなく・漠然と」漂う恐ろしさ・不気味さを表します。

🧩 確認クイズ

Q1. 「風の音、ものおそろし」の「ものおそろし」の意味は?
A 心地よい    B なんとなく恐ろしい    C にぎやかだ    D なつかしい
Q2. 「ものおそろし」と同じ型の語は?
A ものうし    B はかなし    C うれし    D かなし
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