ものおもひ

重要
現代仮名遣い:ものおもい / 読み:モノオモイ
名詞
心情語 頻出

物思い・(多く恋の)思い悩み

📖 意味

  1. 1
    あれこれと思い悩むこと・物思い 心にかかることを思いめぐらして憂えること
  2. 2
    (特に)恋の悩み・恋の憂い 恋ゆえの思い悩みを指すことが多い

📜 出典・例文

ものおもひに沈みてながむ。

物思いに沈んでぼんやりと眺める。

──『例文』
ものおもふ人の袖は乾かず。

(恋に)思い悩む人の袖は(涙で)乾かない。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

『あれこれ思い悩む』こと。特に和歌・物語では『恋の悩み・憂い』を指すことが多い。「ながむ(物思いにふけって眺める)」としばしば結びつき、憂愁の情景をつくる。

🧠 覚え方・ゴロ

「“物(もの)”を“思(おも)ふ”=あれこれ思い悩む=物思ひ」と、そのまま覚える。

🏛 語源・成り立ち

「もの(漠然とした対象)+思ひ」で、はっきりとしない何かを思い悩むこと。転じて特に恋の悩みを指した。

🔗 関連語・対義語

ながむ物思いにふけって眺める なげく嘆く・悲しむ

❓ よくある質問

Q. 「ものおもひ」は何を悩むこと?

広くは『あれこれ思い悩むこと』ですが、和歌や物語では特に『恋の悩み・憂い』を指すことが多いです。文脈で恋かどうか判断しましょう。

Q. 「ながむ」とよく一緒に出るのはなぜ?

「ながむ」は『物思いにふけってぼんやり眺める』意で、物思いの情景を描くのにぴったりだからです。憂愁の場面でセットになりやすい語です。

🧩 確認クイズ

Q1. 「ものおもひに沈む」の意味は?
A 物思いに沈む・思い悩む    B 眠りに落ちる    C 水中に沈む    D 喜びにひたる
Q2. 「ものおもひ」が特に指すことが多いのは?
A 恋の悩み    B 食事の心配    C 旅の準備    D 戦の作戦
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