ものおもふ

標準
現代仮名遣い:ものおもう / 読み:モノオモウ
動詞・ハ行四段活用
心情 恋愛

思い悩む・物思いにふける

📖 意味

  1. 1
    あれこれ思い悩む・思案にくれる 心配事に思いをめぐらす。
  2. 2
    (恋の)物思いにふける・思い焦がれる・恋い慕う 恋愛の悩みを指すことが多い。

📜 出典・例文

ものおもふと、人には言はで、忍びけり。

恋の物思いにふけっているとは、人には言わないで、こらえていた。

──『例文』
ながめつつ、ものおもふ夜の明けがたし。

物思いにふけりながら、思い悩む夜は明けにくい。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「物(漠然とした対象)」+「思ふ」で「あれこれ思い悩む」。特に和歌・物語では「恋の物思い」を指すことが多い。「ながむ(物思いにふける)」としばしば併用される。

🧠 覚え方・ゴロ

「物」を「思(おも)ふ」——ものおもふ=あれこれ思い悩む・恋に悩む。

🏛 語源・成り立ち

「物(漠然とした事柄)」+「思ふ」。対象を特定せず心を悩ませる意。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「ものおもふ」は恋以外にも使う?

使います。基本は「あれこれ思い悩む」ですが、和歌や物語では特に「恋の物思い」を指すことが多いです。

🧩 確認クイズ

Q1. 和歌で「ものおもふ」が特に指すことが多いのは?
A 政治の悩み    B 恋の物思い    C 旅の疲れ    D 食事の心配
Q2. 「ものおもふ」の「もの」の働きは?
A 特定の物を指す    B 漠然とした対象を表す    C 強い否定を表す    D 尊敬を表す
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