ものぐるほし
重要現代仮名遣い:ものぐるおし / 読み:モノグルオシ
形容詞・シク活用
気が変になりそうだ・正気でない・狂おしい
📖 意味
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1
気が変になりそうだ・狂おしい・気持ちが高ぶって抑えられない «中心義»心が乱れ、正気を失いそうなさま。
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2
正気でない・常軌を逸している・ばかげている 普通でない・異常なさま。
📜 出典・例文
つれづれなるままに、日暮らし、硯(すずり)に向かひて……あやしうこそものぐるほしけれ。
訳することもなく退屈なのにまかせて、一日中、硯に向かって……(とりとめもなく書いていると)妙に、気が変になりそうな心地がすることだ。
恋しさに、ものぐるほしきまで思ひ乱る。
訳恋しさに、気が変になりそうなほどに思い乱れる。
⚠️ 識別・注意点
「もの(なんとなく)」+「くるほし(狂ほし=狂わんばかりだ)」で、「気が変になりそうだ・狂おしい」。徒然草序段の結び「あやしうこそものぐるほしけれ」は超頻出。感情が高ぶって抑えきれないさまにも用いる。
🧠 覚え方・ゴロ
「もの(なんとなく)」+「狂(くる)ほし」——ものぐるほし=気が変になりそうだ。
🏛 語源・成り立ち
接頭語「もの(なんとなく)」+形容詞「狂(くる)ほし(狂わんばかりだ)」。心が乱れ正気を失いそうなさま。
🔗 関連語・対義語
くるほし気が狂いそうだ・狂おしい
ものおもふ思い悩む・恋に悩む
❓ よくある質問
Q. 「あやしうこそものぐるほしけれ」はどう訳す?
「妙に、気が変になりそうな心地がすることだ」と訳します。徒然草序段の結びで、とりとめなく書きつけるうちに心が高ぶってくるさまを表します。
🧩 確認クイズ
Q1. 「ものぐるほしきまで思ひ乱る」の「ものぐるほし」の意味は?
A 楽しい B 気が変になりそうだ C 眠い D 静かだ
A 楽しい B 気が変になりそうだ C 眠い D 静かだ
Q2. 「ものぐるほし」の「もの」の働きは?
A 特定の物を指す B なんとなく、の意を添える C 強い否定 D 尊敬
A 特定の物を指す B なんとなく、の意を添える C 強い否定 D 尊敬