みやづかへ

標準
現代仮名遣い:みやづかえ / 読み:ミヤズカエ
名詞
有職故実 宮廷 頻出

宮仕え(宮中・貴人のもとに出仕すること)

📖 意味

  1. 1
    宮仕え・出仕して奉公すること 宮中や貴人の家に仕えて務めること

📜 出典・例文

みやづかへに出づ。

宮仕えに出る(出仕する)。

──『例文』
みやづかへの身は心にまかせず。

宮仕えの身は(何事も)思い通りにならない。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

宮中や貴人の家に出仕して仕えること。特に女性が女房として仕える宮仕えは、物語・日記文学(枕草子・紫式部日記など)の重要な舞台。気苦労が多く、身の自由がきかない立場としても描かれる。

🧠 覚え方・ゴロ

「“宮(みや)”に“仕(づか)へ”る=宮仕え」と、宮+仕えるで覚える。

🏛 語源・成り立ち

「宮(みや)+仕ふ(つかふ)」で、宮中・貴人に出仕して仕える意。名詞「みやづかへ」となった。

🔗 関連語・対義語

にようばう女房・仕える女性 さぶらふお仕えする・伺候する

❓ よくある質問

Q. 誰がする宮仕え?

男女ともにありますが、物語や日記で特に注目されるのは女性の宮仕えです。教養ある女性が女房として后や姫君に仕え、その見聞が文学作品に結実しました。

Q. どんな苦労がある?

人間関係の気苦労や、身の自由がきかないことなどが挙げられます。『みやづかへの身は心にまかせず』のように、思い通りにならない立場として描かれます。

🧩 確認クイズ

Q1. 「みやづかへ」の意味は?
A 宮中・貴人に出仕して奉公すること    B 神社を建てること    C 旅に出ること    D 出家すること
Q2. 宮仕えと関わりの深い文学作品は?
A 枕草子・紫式部日記    B 土佐日記のみ    C 方丈記のみ    D 平家物語のみ
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