みかど
重要現代仮名遣い:みかど / 読み:ミカド
名詞
天皇・帝/朝廷/御殿の門
📖 意味
-
1
天皇・帝・今上(きんじょう) «中心義»門から転じて、その主である天皇を指す。
-
2
朝廷・皇室・宮廷 天皇を中心とする政府。
-
3
御殿の門・宮門 «原義»宮中の門。
📜 出典・例文
いづれの御時にか、女御・更衣あまたさぶらひたまひける中に……
訳どの帝の御代であったか、女御・更衣が大勢お仕え申し上げていらっしゃった中に……
みかど、この琴の音をめでたまふ。
訳帝は、この琴の音色を賞美なさる。
⚠️ 識別・注意点
「御(み)」+「門(かど)」で、もとは宮中の門。門はその主を象徴するため、転じて「天皇・帝」を指すようになった(「お上」と同じ発想)。宮廷文学で最頻出の人物呼称。「おほやけ(公)」も天皇・朝廷を指す。
🧠 覚え方・ゴロ
「御(み)門(かど)」=宮門→その主の天皇——みかど。
🏛 語源・成り立ち
「御(み)」+「門(かど)」。宮中の門を指し、門がその主を象徴して「天皇」の意へ。
🔗 関連語・対義語
❓ よくある質問
Q. 「みかど」が天皇を指すのはなぜ?
もとは宮中の「門」の意ですが、門はその主を象徴するため、転じて門の主である「天皇」を指すようになりました。現代語「お上」が政府を指すのと似た発想です。
🧩 確認クイズ
Q1. 「みかど、この琴の音をめでたまふ」の「みかど」の意味は?
A 門番 B 天皇・帝 C 武士 D 商人
A 門番 B 天皇・帝 C 武士 D 商人
Q2. 「みかど」の語源として正しいものは?
A 水+門 B 御(み)+門(かど) C 三+角 D 見+角
A 水+門 B 御(み)+門(かど) C 三+角 D 見+角