みちのく

標準
現代仮名遣い:みちのく / 読み:ミチノク
名詞
名詞 和歌 歌枕

陸奥(東北地方の総称)・都から最も遠い辺地

📖 意味

  1. 1
    陸奥・東北地方の総称 都から最も遠い辺地とされた地方

📜 出典・例文

みちのくの信夫もぢずり。

陸奥の信夫(しのぶ)もじずり(の乱れ模様)。

──『例文』
みちのくへ流されぬ。

陸奥へ流された。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

今の東北地方を指す古い国名で、『道の奥(みちのおく)』の意。都から最も遠い辺地とされ、流離・左遷の地として現れる。多くの歌枕(信夫もぢずり・末の松山・阿武隈川など)を含み、辺境の情趣・恋の乱れなどを詠む和歌に用いられる。

🧠 覚え方・ゴロ

「“道(みち)の奥(おく)”→みちのく=陸奥=東北」と、道の奥で覚える。

🏛 語源・成り立ち

「道(みち)の奥(おく)」の意で、都から街道をたどった果ての奥地=陸奥(東北)を指す。

🔗 関連語・対義語

あづま東国・関東以東 うたまくら歌枕・和歌に詠まれる名所

❓ よくある質問

Q. 「みちのく」の由来は?

『道の奥(みちのおく)』が縮まった語で、都から街道をたどった果ての奥地を意味します。今の東北地方(陸奥)を指し、都から最も遠い辺地とされました。

Q. 歌枕が多いのはなぜ?

辺境の地への憧れや旅情から、信夫もぢずり・末の松山など多くの名所が和歌に詠まれ、歌枕となりました。恋の乱れや変わらぬ心のたとえに用いられます。

🧩 確認クイズ

Q1. 「みちのく」の意味は?
A 陸奥・東北地方    B 都の大路    C 西国    D 海の道
Q2. 「みちのく」の由来は?
A 道の奥(みちのおく)    B 満ちる区    C 三千の句    D 道の陸
← 古文・古典合格メニューへもどる