めづ

最重要
現代仮名遣い:めづ / 読み:メズ
動詞・ダ行下二段活用
感情語 頻出 源氏物語 竹取物語

感心してほめる・かわいがる

📖 意味

  1. 1
    感心してほめる・賞美する 美しさ・見事さに心を動かされて称賛する。プラス評価。
  2. 2
    かわいがる・いつくしむ・愛する 人や動植物に対する愛情。現代語「愛でる」に残る。
  3. 3
    心引かれる・好む 対象に強く興味を持つ意にも。

📜 出典・例文

この虫どもを、朝な夕なに愛でて、

この虫たちを、朝な夕なにかわいがって、

──『堤中納言物語(虫めづる姫君)』
花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは。……これをあはれとも、めでたしとも思ふべし。

花は満開の時、月は曇りのない時ばかりを見るものだろうか(いやそうではない)。……これをしみじみと、すばらしいとも感じるべきだ。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「めづ」は下二段活用(め・め・づ・づる・づれ・でよ)。形容詞「めでたし(愛づ+甚し)」=「賞美するほどすばらしい」の語源で、両者を結びつけて覚えると意味がぶれない。マイナス評価には使わない。

🧠 覚え方・ゴロ

「メデたい(愛でたい)ほどホメる」——めづ=ほめる・かわいがる。

🏛 語源・成り立ち

「めづ」+程度の甚だしさを表す「甚し(いたし)」→「めでたし」。「めづらし(珍し)」も同語源で「めづ心が起こるほど新鮮だ」の意。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「めづ」と「めでたし」はどう違う?

「めづ」は動詞で「ほめる・かわいがる」という動作、「めでたし」は形容詞で「ほめたくなるほどすばらしい」という状態です。同語源なので意味も連動しています。

Q. 「めづ」に悪い意味はある?

ありません。常にプラス評価で、称賛・愛情を表します。

🧩 確認クイズ

Q1. 「花を愛づ」の「愛づ」の意味として最も適切なものは?
A 花を折る    B 花を賞美する    C 花を植える    D 花を捨てる
Q2. 「めでたし」の成り立ちとして正しいものは?
A 目+出づ    B 愛づ+甚し    C 召す+甚し    D 見ゆ+甚し
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