めでたし

重要
現代仮名遣い:めでたし / 読み:メデタシ
形容詞ク活用
称賛語 頻出 枕草子

すばらしい・立派だ(心ひかれ賞美したい)

📖 意味

  1. 1
    すばらしい、立派だ、みごとだ 中心義。思わず賞美したくなるほど優れている。
  2. 2
    喜ばしい、幸運だ 現代語『めでたい』に近い用法。

📜 出典・例文

めでたきもの。唐錦。飾り太刀。

すばらしいもの。唐渡りの錦。飾り太刀。

──『枕草子』

⚠️ 識別・注意点

動詞「めづ(賞美する・愛する)」+「いたし(甚だしい)」から成り、『賞美したいほどすばらしい』が原義。現代語『めでたい(祝賀)』の意で訳すと外すことが多い。

🧠 覚え方・ゴロ

「めで(愛で)たし」=“愛でたい”ほどすばらしい・立派。

🏛 語源・成り立ち

動詞「愛づ(めづ)」の連用形+程度を示す「甚し(いたし)」の複合。『心ひかれて賞美したい気持ちが甚だしい』が原義。

🔗 関連語・対義語

めづ賞美する・愛する・感心する いみじ程度がはなはだしい・すばらしい

❓ よくある質問

Q. 「めでたし」は『おめでたい』の意味ですか?

古文では『すばらしい・立派だ』が中心です。祝賀の『めでたい』は後世に強まった用法です。

Q. 語源は何ですか?

『愛づ(めづ)=賞美する』+『甚し(いたし)』で、『賞美したいほど程度がすばらしい』が原義です。

🧩 確認クイズ

Q1. 「めでたし」の中心的な意味は?
A 退屈だ    B すばらしい・立派だ    C みすぼらしい    D 恐ろしい
Q2. 「めでたし」の語源となった動詞は?
A まもる    B めづ(愛づ)    C ののしる    D おこたる
← 古文・古典合格メニューへもどる