まうく
標準現代仮名遣い:もうく / 読み:モウク
動詞カ行下二段活用
前もって用意する・準備する/手に入れる・こしらえる
📖 意味
-
1
前もって用意する、準備する、設ける 中心義。あらかじめととのえておく。『設く』。
-
2
手に入れる、こしらえる、(子・妻などを)得る 獲得する・こしらえる。『儲く』。
📜 出典・例文
酒肴(さけさかな)をまうけて、客を待つ。
訳酒や肴を前もって用意して、客を待つ。※用法確認用の例文。
⚠️ 識別・注意点
現代語『儲ける(金銭的な利益を得る)』の意に寄せて訳すと誤りやすい。古文では《前もって用意する・準備する》が中心。《手に入れる・こしらえる》の意も。『まうけの君=あらかじめ用意された皇位継承者(東宮)』などの語も派生。
🧠 覚え方・ゴロ
「設(まう)く」=前もって“設(もう)ける”=用意する・準備する。金儲けではない。
🏛 語源・成り立ち
あらかじめ物事をととのえる意が原義。『設く(用意する)』と『儲く(得る)』が同語根で、準備・獲得の両義をもつ。
🔗 関連語・対義語
いとなむ準備する・営む・忙しく用意する
まうけの君皇太子・東宮(あらかじめ定められた継承者)
❓ よくある質問
Q. 「まうく」は『儲ける(金をもうける)』ですか?
違います。古文では『前もって用意する・準備する』が中心で、『手に入れる・こしらえる』の意もあります。
Q. 活用の種類は?
カ行下二段活用です。
🧩 確認クイズ
Q1. 「宴をまうく」の「まうく」の意味は?
A 宴で金をもうける B 宴を(前もって)用意する C 宴を断る D 宴に遅れる
A 宴で金をもうける B 宴を(前もって)用意する C 宴を断る D 宴に遅れる
Q2. 「まうく」の中心的な意味は?
A 前もって用意する B 大声で騒ぐ C 病気になる D 退出する
A 前もって用意する B 大声で騒ぐ C 病気になる D 退出する