まぎらはす

標準
現代仮名遣い:まぎらわす / 読み:マギラワス
動詞・サ行四段活用
行動 心情

まぎらす・ごまかす・気をまぎらす

📖 意味

  1. 1
    まぎれさせる・見分けにくくする・入りまじらせる «中心義»他のものにまぎれさせる。
  2. 2
    ごまかす・とりつくろう・言いまぎらす 本心・事実をごまかす。
  3. 3
    (気・思いを)まぎらす・晴らす・慰める «要注意»「心をまぎらはす(気晴らしをする)」。

📜 出典・例文

涙を袖にまぎらはして、色にも出さず。

涙を袖でまぎらして(隠して)、顔色にも出さない。

──『例文』
琴をかき鳴らして、心をまぎらはす。

琴をかき鳴らして、気をまぎらす。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

自動詞「まぎる(紛る=まぎれる・気がまぎれる)」の他動詞形。「まぎれさせる」「ごまかす」「気をまぎらす・晴らす」を文脈で判断。「心をまぎらはす(気晴らしをする)」は憂いを忘れる場面で頻出。現代語「紛らわす」に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

他にまぎれさせる——まぎらはす=ごまかす・気をまぎらす。

🏛 語源・成り立ち

自動詞「紛(まぎ)る」+他動詞化の「はす」。まぎれさせる意。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「心をまぎらはす」はどう訳す?

「気をまぎらす・気晴らしをする・憂いを忘れる」と訳します。琴を弾く・物語を読むなどして、つらい思いから心をそらすことです。

🧩 確認クイズ

Q1. 「琴をかき鳴らして、心をまぎらはす」の「まぎらはす」の意味は?
A 心を乱す    B 気をまぎらす    C 心を閉ざす    D 心配する
Q2. 「まぎらはす」に対応する自動詞は?
A まぎる    B まがる    C まかる    D まねぶ
← 古文・古典合格メニューへもどる