まどふ

重要
現代仮名遣い:まどう / 読み:マドウ
動詞ハ行四段活用
動詞 頻出 補助動詞

道に迷う・分別を失う・うろたえる/(補助)ひどく〜する

📖 意味

  1. 1
    道に迷う、迷子になる 本義。行くべき道がわからなくなる。
  2. 2
    分別を失う、うろたえる、途方に暮れる、思い乱れる 中心義。心が乱れて、どうしてよいかわからなくなるさま。
  3. 3
    (補助動詞〜まどふ)ひどく〜する、〜し乱れる、あわてて〜する 動詞連用形に付く。例:泣きまどふ=ひどく泣く・泣き乱れる。

📜 出典・例文

悲しさに、泣きまどふばかりなり。

悲しさのあまり、ひどく泣き乱れるばかりだ。※用法確認用の例文。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

本義《道に迷う》から、心の《分別を失う・うろたえる・思い乱れる》へ。補助動詞『〜まどふ』は《ひどく〜する・〜し乱れる・あわてて〜する》で頻出(泣きまどふ・思ひまどふ・逃げまどふ)。文脈で本動詞か補助動詞かを判別する。

🧠 覚え方・ゴロ

「惑(まど)ふ」=道に迷う→心が乱れうろたえる。連用形+まどふ=“ひどく〜する”。

🏛 語源・成り立ち

『まと(円・回る)』などに由来し、ぐるぐると定まらず迷うさまが原義。心の乱れ・うろたえ、程度の甚だしさへ広がった。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 補助動詞「〜まどふ」はどう訳しますか?

『ひどく〜する・〜し乱れる・あわてて〜する』です。例:泣きまどふ=ひどく泣く、逃げまどふ=あわてて逃げまわる。

Q. 本動詞のときは?

『道に迷う』『分別を失う・うろたえる・思い乱れる』の意です。

🧩 確認クイズ

Q1. 「泣きまどふ」の意味として最適なものは?
A ひどく泣き乱れる    B 泣くのをやめる    C 少し泣く    D 泣くふりをする
Q2. 本動詞「まどふ」の中心的な意味は?
A 分別を失う・うろたえる    B 大声で騒ぐ    C 病気になる    D 評判になる
← 古文・古典合格メニューへもどる