くる

標準
現代仮名遣い:くる / 読み:クル
動詞・カ行変格活用
基本動詞 和歌

来る・やって来る/(時・季節が)めぐって来る

📖 意味

  1. 1
    来る・やって来る・近づく «中心義»こちらへ近づく。現代語に残る。「ゆく」の対。
  2. 2
    (時・季節が)めぐって来る・到来する 「春きたる」「秋くる」。

📜 出典・例文

待つ人の、つひに来(こ)ずなりぬ。

待っている人が、とうとう来なくなってしまった。

──『例文』
春きて、花咲きそむ。

春がやって来て、花が咲き始める。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

«カ変»「来る(こちらへ近づく)」意。カ行変格活用(こ・き・く・くる・くれ・こ/こよ)で、未然形「こ」、連用形「き」の形が要注意(「来ず=こず」「来て=きて」)。「ゆく(行く)」の対。和歌では「来(く)」に「暮る」「繰る」を掛ける。「きたる(来到る)」も。現代語「来る」に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

こちらへ「来(く)る」(カ変/「ゆく」の対)。

🏛 語源・成り立ち

「来(く)る」。こちらへ近づく意。カ行変格活用。

🔗 関連語・対義語

ゆく行く・過ぎゆく・死ぬ きたる来る・やって来る

❓ よくある質問

Q. 「くる(来る)」の活用で注意すべき形は?

カ行変格活用で、未然形が「こ」(来ず=こず、来む=こむ)、連用形が「き」(来て=きて、来けり=きけり)となる点です。「来る(くる)」は連体形です。

🧩 確認クイズ

Q1. 「待つ人の、つひに来ずなりぬ」の「来ず」の読みは?
A こず    B きず    C くず    D けず
Q2. 「くる」の活用の種類は?
A カ行四段    B カ行変格    C カ行下二段    D カ行上一段
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