くだる

標準
現代仮名遣い:くだる / 読み:クダル
動詞ラ行四段活用(下る)
動詞 頻出 下向 のぼるの対

(都から地方へ)下る・下向する

📖 意味

  1. 1
    (都から地方へ)下る、下向する、地方へ行く 中心義。都から地方へ行くこと。都を基準にした方向感覚。
  2. 2
    (位・程度が)低くなる、下がる 官位・程度などが下がるさま。

📜 出典・例文

受領(ずりょう)となりて、東国にくだる。

国司となって、東国へ下る(下向する)。※用法確認用の例文。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

古文の空間感覚では、都から地方へ向かうのが《くだる(下る)》、地方から都へ向かうのが《のぼる(上る)》。地理的な高低ではなく、都を中心とした方向で決まる。国司(受領)が任国へ下る文脈で頻出。対義『のぼる』とセットで押さえる。

🧠 覚え方・ゴロ

「下(くだ)る」=都から地方へ“くだる”=下向。⇔のぼる(上京)。都が中心。

🏛 語源・成り立ち

『下へ向かう』意で、都を中心とした方向感覚から『都から地方へ行く=下向する』の意で用いられた。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「くだる」はどうして『地方へ行く』の意になるのですか?

古文では都(京都)を中心に方向を考え、都から地方へ向かうことを『下る(くだる)』というからです。

Q. 対義語は何ですか?

『のぼる(地方から都へ上る・上京する)』です。

🧩 確認クイズ

Q1. 「東国にくだる」の「くだる」の意味は?
A 都から東国へ下る・下向する    B 東国から都へ上る    C 坂を下る    D 東国を治める
Q2. 「くだる」の対義語は?
A のぼる    B こふ    C なる    D くゆ
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