ことごとく

標準
現代仮名遣い:ことごとく / 読み:コトゴトク
副詞
副詞 頻出 全部

ことごとく・すべて・残らず

📖 意味

  1. 1
    ことごとく・すべて・残らず・みな 対象の全部にわたるさま

📜 出典・例文

敵ことごとく滅びぬ。

敵はことごとく(残らず)滅んだ。

──『例文』
家財ことごとく焼けたり。

家財はすべて焼けてしまった。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

『すべて・残らず・みな』と、対象の全部にわたるさまを表す。形容詞「ことごとし(仰々しい・大げさだ)」とは別語なので混同注意。「こと(事)」を重ねて『事の一つ残らず』の意になったとされる。全部・皆無をいう場面で用いる。

🧠 覚え方・ゴロ

「“悉(ことごと)く”=ことごとく・すべて残らず」と、悉=すべてで覚える。

🏛 語源・成り立ち

「こと(事)」を重ねた形とされ、事の一つ残らず=すべて・ことごとくの意を表す副詞。

🔗 関連語・対義語

すべてすべて・総じて みなみな・全部

❓ よくある質問

Q. 「ことごとし」と同じ?

違います。「ことごとく(悉く)」は『すべて・残らず』の副詞、「ことごとし」は『仰々しい・大げさだ』の形容詞です。似ていますが別語なので混同に注意しましょう。

Q. どんな場面で使う?

対象の全部が同じ状態になる場面で用います。『ことごとく滅ぶ(残らず滅びる)』『ことごとく焼ける(すべて焼ける)』のように、全部にわたることを強調します。

🧩 確認クイズ

Q1. 「敵ことごとく滅びぬ」の意味は?
A 敵は残らず滅んだ    B 敵が一人だけ滅んだ    C 敵が栄えた    D 敵が逃げた
Q2. 「ことごとく」と混同しやすい語は?
A ことごとし(大げさだ)    B ことわり(道理)    C ことさら(わざと)    D ことなり(異なる)
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