こと

標準
現代仮名遣い:こと / 読み:コト
名詞
名詞 頻出

言葉(言)/事柄・事件(事)/(同音の「異」「琴」も)

📖 意味

  1. 1
    【言】言葉・ものいい・言語 「言(こと)の葉(言葉・和歌)」「言に出づ(口に出す)」。
  2. 2
    【事】事柄・出来事・事件・仕事 «中心義»«頻出»「事なし(無事だ・支障ない)」「事の外(ほか)(意外だ・格別だ)」「事ふる(古めかしい)」。現代語に残る。
  3. 3
    (同音)異(こと)=別・違うこと/琴(こと)=弦楽器 「異なり(別だ・格別だ)」「琴をひく」。掛詞にも。

📜 出典・例文

その日は、事なくてやみぬ。

その日は、何事もなく(無事に)すんだ。

──『例文』
言(こと)にいでて言はぬばかりぞ、水無瀬(みなせ)川。

口に出して言わないだけだ(が、思いは深い)。(掛詞など)

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「言(言葉)」と「事(事柄・事件・仕事)」が同音で、古文では文脈で見分ける(掛詞にも)。「事なし(無事だ・支障がない)」「事の外(ほか)(意外だ・この上ない)」「事ゆく(事がうまく運ぶ)」「事もなげ(何でもないふうだ)」など慣用が頻出。「異(こと)なり(別だ・格別だ)」「琴(こと)」も同音。「ことば」「ことのは」「ことわり」など「こと」を含む語も多い。

🧠 覚え方・ゴロ

「言(こと)=言葉」/「事(こと)=事柄」(同音)。

🏛 語源・成り立ち

「言(こと)」「事(こと)」。もと同源で、言葉と事柄が未分化だったとも。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「事なし」はどう訳す?

「無事だ・支障がない・何事もない」と訳します。「事(事柄・もめごと)」が「無し」で、平穏無事であることを表す頻出表現です。「事なくてやむ(無事にすむ)」のように使います。

🧩 確認クイズ

Q1. 「その日は、事なくてやみぬ」の「事なく」の意味は?
A 何もせず    B 無事に・何事もなく    C 急いで    D こっそり
Q2. 「こと」の同音の語として正しい組み合わせは?
A 言・事・異・琴    B 子・粉・故・弧    C 戸・都・徒・途    D 個・古・虎・弧
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