こそ

重要
現代仮名遣い:こそ / 読み:コソ
係助詞
助詞 頻出 係り結び

〜こそ(強意・係り結びで已然形を導く)

📖 意味

  1. 1
    〜こそ・〜が特に(強意・強調) «中心義»ある語を取り立てて強調する。文末は已然形で結ぶ(係り結び)。
  2. 2
    (「こそ〜已然形、」で文が続くとき)〜けれども・〜のに(逆接) «要注意»已然形で結んで下に続く場合、逆接の意を含む。

📜 出典・例文

つれづれなるままに……あやしうこそものぐるほしけれ。

することもなく退屈なのにまかせて……妙に、気が変になりそうな心地がすることだ。(「こそ」の結びで已然形「けれ」)

──『徒然草(序段)』
命こそ惜しけれ、名は惜しまず。

命は惜しいけれども、名誉は惜しまない。(「こそ〜けれ、」で逆接)

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

«係り結び»係助詞「こそ」は、文末を已然形で結ぶ(「〜こそ…已然形」)。強調のほか、「こそ〜已然形、」の形で文が下に続くとき、逆接「〜けれども・〜のに」の意を含む点が要注意。「ぞ・なむ・や・か」は連体形結び、「こそ」だけ已然形結び。

🧠 覚え方・ゴロ

「こそ」=已然形で結ぶ(係り結び)。已然形+読点で逆接。

🏛 語源・成り立ち

係助詞「こそ」。ある語を取り立てて強調し、已然形で結ぶ。

🔗 関連語・対義語

強意の係助詞(連体形結び) なむ強意の係助詞/願望の終助詞

❓ よくある質問

Q. 「こそ〜已然形、」で文が続くとどうなる?

逆接「〜けれども・〜のに」の意を含みます。「命こそ惜しけれ、名は惜しまず」は「命は惜しいけれども、名誉は惜しまない」と訳します。已然形で結んで文が下に続く点に注意します。

🧩 確認クイズ

Q1. 係助詞「こそ」の結びは何形?
A 連体形    B 已然形    C 終止形    D 未然形
Q2. 「命こそ惜しけれ、名は惜しまず」の「こそ〜けれ、」が表すのは?
A 逆接(〜けれども)    B 順接(だから)    C 並列    D 打消
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