こる

標準
現代仮名遣い:こる / 読み:コル
動詞・ラ行四段活用
基本動詞

凝り固まる・こだわる・熱中する

📖 意味

  1. 1
    凝り固まる・固まる・こごる «原義»液体などが固まる。
  2. 2
    一つのことに熱中する・こだわる・凝る・工夫を尽くす «中心義»深く打ち込む。現代語に残る。

📜 出典・例文

数寄(すき)の道にこりて、身を忘る。

風流の道に熱中して、我を忘れる。

──『例文』
こりて造れる庭の、いとをかし。

工夫を凝らして造った庭が、たいそう趣深い。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「凝り固まる」原義から、「一つのことに熱中する・こだわる・工夫を凝らす」意へ。現代語「凝る(熱中する・工夫する)」に残る。同音の「懲る(こりる=失敗して二度としまいと思う)」とは別語なので混同しない。

🧠 覚え方・ゴロ

一つに固まり熱中——こる=凝る・こだわる。

🏛 語源・成り立ち

「凝(こ)る」。固まる意から、一つに心を集中する意へ。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「こる(凝る)」と「こる(懲る)」の違いは?

「凝る」は「熱中する・こだわる・工夫を凝らす」、「懲る」は「失敗にこりて二度とすまいと思う」です。同音ですが意味が異なるので、文脈で区別します。

🧩 確認クイズ

Q1. 「数寄の道にこりて、身を忘る」の「こり」の意味は?
A 飽きて    B 熱中して    C こりごりして    D 疑って
Q2. 「こる(凝る)」と混同しやすい別語は?
A こる(懲る)    B こふ(恋ふ)    C こゆ(越ゆ)    D こぼる
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