このかた

標準
現代仮名遣い:このかた / 読み:コノカタ
名詞/副詞
時間 代名詞

この方(人)/(ある時から)以来・このかた

📖 意味

  1. 1
    (ある時から)今まで・以来・このかた «中心義»ある時点から現在まで。「生まれてこのかた」。
  2. 2
    この方・こちらの人(人を敬っていう) 身近な人・話題の人を敬って指す。
  3. 3
    こちら・この方向・こちら側 「あなた(あちら)」の対。

📜 出典・例文

生まれてこのかた、かかることを見ず。

生まれてこのかた(今まで)、こんなことを見たことがない。

──『例文』
このかたの御心ばへ、いとやさし。

この方(お方)の気立ては、たいそう優美だ。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「ある時からこのかた(以来)」という時間の意が特に重要(「生まれてこのかた」「昔よりこのかた」)。人を敬って指す「この方(人)」、方向の「こちら」の意も。「こなた(こちら・このかた)」と近いが、「このかた」は時間の「以来」の用法が目立つ。

🧠 覚え方・ゴロ

「此(こ)の方(かた)」=以来・この方(人)・こちら。

🏛 語源・成り立ち

「此(こ)の」+「方(かた)」。ある時からこのかた、この人・こちらの意。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「生まれてこのかた」はどう訳す?

「生まれてから今まで・生まれてこのかた」と訳します。「このかた」には、ある時点から現在までの「以来・このかた」という時間の意があります。

🧩 確認クイズ

Q1. 「生まれてこのかた、かかることを見ず」の「このかた」の意味は?
A この場所    B 今まで・以来    C この人    D あちら
Q2. 「このかた」の時間の意味は?
A 未来永劫    B ある時から今まで(以来)    C 遠い昔    D たった今
← 古文・古典合格メニューへもどる