こなた

標準
現代仮名遣い:こなた / 読み:コナタ
代名詞
代名詞

こちら・こちら側・私/あなた

📖 意味

  1. 1
    こちら・こちら側・この方向 «中心義»話し手に近い方。「あなた(あちら)」の対。
  2. 2
    これより以前・このかた・以来 «時間»「昔よりこなた(昔から今まで)」。
  3. 3
    わたし(自称)/あなた(対称) こちら側の人=自分、または親しい相手を指す。

📜 出典・例文

あなたこなたに、人々群れゐたり。

あちらこちらに、人々が群れて座っている。

──『例文』
昔よりこなた、かかるためしなし。

昔から今まで、このような例はない。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「こ(此)」+「なた(方)」で「こちら」。方向・場所のほか、時間で「これより以前・このかた」、人称で「わたし・あなた」も指す。「あなた(あちら)」「かなた(あちら)」と対にして整理する。「あなたこなた(あちこち)」は頻出。

🧠 覚え方・ゴロ

「此(こ)方(なた)」=こちら。「あなた(あちら)」の対。

🏛 語源・成り立ち

「此(こ)」+「方(なた)」。話し手に近い方を指す。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「昔よりこなた」はどう訳す?

「昔から今まで・昔以来」と訳します。「こなた」には、ある時点から現在までの時間的な「このかた・以来」の意があります。

🧩 確認クイズ

Q1. 「昔よりこなた、かかるためしなし」の「こなた」の意味は?
A あちら    B 今まで・このかた    C 遠く    D 昔
Q2. 「こなた」の対になる語は?
A あなた    B いづく    C そこら    D など
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