こまやかなり

標準
現代仮名遣い:こまやかなり / 読み:コマヤカナリ
形容動詞ナリ活用
評価語 頻出 多義

こまごまと詳しい/色が濃い/情がこもって深い・親密だ

📖 意味

  1. 1
    こまごまと詳しい、行き届いている、細やかだ 細部まで行き届いているさま。
  2. 2
    色が濃い、つやがある、豊かだ 色合いなどが濃く美しいさま。
  3. 3
    情がこもっている、心づかいが深い、親密だ 愛情・心づかいが細やかで深いさま。

📜 出典・例文

御心ざしこまやかにて、常に訪れたまふ。

お心づかいが細やか(深く)で、いつも便りをくださる。※用法確認用の例文。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

『細やかなり』で、《詳しい・行き届いている》《色が濃い》《情が深い・親密だ》の多義。対象が説明・描写なら『詳しい』、色なら『濃い』、心・間柄なら『情が深い・親密だ』と判断する。現代語『細やか』とおおむね通じる。

🧠 覚え方・ゴロ

「細(こま)やかなり」=こまごま詳しい/色濃い/情こまやかで深い。

🏛 語源・成り立ち

『細か(こまか)』に由来し、細部まで行き届いているさまが原義。色の濃さ、情の深さへと意味が広がった。

🔗 関連語・対義語

ねんごろなり心がこもっている・熱心だ・親密だ なさけ思いやり・情愛・風流心

❓ よくある質問

Q. 「こまやかなり」の意味はどう見分けますか?

説明・描写が対象なら『詳しい・行き届いている』、色なら『濃い』、心・間柄なら『情が深い・親密だ』です。

Q. 現代語『細やか』と同じですか?

おおむね通じますが、古文では『色が濃い』『情が深い・親密だ』の意が加わる点に注意します。

🧩 確認クイズ

Q1. 「心ざしこまやかなり」の「こまやかなり」の意味は?
A 情が深い・心づかいが細やかだ    B 身分が低い    C 退屈だ    D 突然だ
Q2. 「こまやかなり」の意味として最適でないものは?
A 詳しい・行き届いている    B 色が濃い    C 情が深い    D 無礼だ
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