こころやる

標準
現代仮名遣い:こころやる / 読み:ココロヤル
動詞・ラ行四段活用
感情語 心情

気を晴らす・満足する・得意になる

📖 意味

  1. 1
    気を晴らす・心を慰める・気晴らしをする ふさいだ心を晴らす。
  2. 2
    満足する・思いを晴らして満足だ 気が済むさま。
  3. 3
    得意になる・いい気になる 満足しきって高ぶる意にも(ややマイナス)。

📜 出典・例文

月を眺めて、いささか心をやる。

月を眺めて、少し気を晴らす。

──『例文』
われ一人心やれる顔にて、もてなしたり。

自分ひとりが得意げな顔つきで、振る舞っていた。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「心(を)やる」=心を(憂いの外へ)遠くへやる、が原義で「気を晴らす・満足する」の意。「思ひやる(遠くを思う)」と同じ「やる(遠くへ動かす)」の発想。得意になる意はややマイナス評価。

🧠 覚え方・ゴロ

心を憂いの外へ「遣(や)る」——こころやる=気を晴らす・満足する。

🏛 語源・成り立ち

「心」+「遣る(遠くへ動かす)」。憂いから心を遠ざける意から。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「心やれる顔」はどう訳す?

「得意げな顔・満足しきった顔」と訳します。満足が高じて「いい気になる」というマイナスの色を帯びることがあります。

🧩 確認クイズ

Q1. 「月を眺めて心をやる」の「心をやる」の意味は?
A 心配する    B 気を晴らす    C 決心する    D あきらめる
Q2. 「心やれる顔」の意味として適切なものは?
A 困った顔    B 得意げな顔    C 眠そうな顔    D 怒った顔
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