きざす

標準
現代仮名遣い:きざす / 読み:キザス
動詞・サ行四段活用
自然 様子

芽ぐむ・きざす・現れ始める

📖 意味

  1. 1
    (草木が)芽ぐむ・芽が出る «原義»「萌す」。芽が出はじめる。
  2. 2
    (物事・気配・感情が)現れ始める・きざす・起こり始める・予兆が現れる «中心義»何かが起こる前ぶれが現れる。現代語に残る。

📜 出典・例文

春きざして、草木もえ出づ。

春の気配が現れ始めて、草木も芽を出す。

──『例文』
心に恋のきざす頃、もの思ひがちなり。

心に恋の芽ばえるころは、物思いにふけりがちだ。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「草木が芽ぐむ」原義から、「(物事・気配・感情が)現れ始める・きざす」意へ。名詞「きざし(兆し=前ぶれ・前兆)」も頻出。何かが起こる前ぶれを表す。現代語「兆す・兆し」に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

芽が「萌(きざ)す」・気配が「兆(きざ)す」——きざす=現れ始める。

🏛 語源・成り立ち

「兆(きざ)す/萌す」。芽が出はじめる意から、物事の予兆が現れる意へ。

🔗 関連語・対義語

きざし兆し・前ぶれ・前兆 もえいづ芽が出る・萌え出る

❓ よくある質問

Q. 「きざす」の原義と中心義は?

原義は「草木が芽ぐむ(萌す)」で、そこから「物事や気配・感情が現れ始める(兆す)」意が中心になりました。名詞「きざし(前兆)」も重要です。

🧩 確認クイズ

Q1. 「春きざして、草木もえ出づ」の「きざし」の意味は?
A 春が終わって    B 春の気配が現れ始めて    C 春を過ぎて    D 春を待って
Q2. 「きざす」の名詞形は?
A きざし    B きざはし    C きぬ    D きは
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