きは

重要
現代仮名遣い:きわ / 読み:キワ
名詞(際)
名詞 頻出 多義 身分

端・きわ・境目/身分・家柄・程度/時・折・場合

📖 意味

  1. 1
    端、きわ、境目、へり 中心義の一つ。物の端・境目。
  2. 2
    身分、家柄、程度、家格 重要。『際ことなり=身分が格別だ』『やむごとなき際=高貴な身分』。
  3. 3
    時、折、場合、瀬戸際 『今はのきは=臨終の際・死にぎわ』。

📜 出典・例文

いとやむごとなき際にはあらぬが、

たいして高貴な身分ではない方で、

──『源氏物語・桐壺』

⚠️ 識別・注意点

漢字『際』で、《端・きわ・境目》のほか、古文では《身分・家柄・程度》の意が特に重要(源氏物語冒頭『やむごとなき際にはあらぬ=高貴な身分ではない』)。加えて《時・折・場合(今はのきは=臨終)》の意も。物の端から、身分の格、瀬戸際の時へ広がる。文脈で判断する。

🧠 覚え方・ゴロ

「際(きは)」=端・境目/身分・家柄・程度(際ことなり)/時・折(今はのきは=臨終)。

🏛 語源・成り立ち

『際(きは)=端・境目』が原義で、身分の『格・程度』、瀬戸際の『時・折』の意へ広がった。

🔗 関連語・対義語

ほど時・間・程度・身分 やむごとなし高貴だ・格別だ・捨て置けない

❓ よくある質問

Q. 「きは」が身分を表すのはどんな時ですか?

『やむごとなき際=高貴な身分』『際ことなり=身分が格別だ』のように、家柄・程度を述べる文脈です。源氏物語冒頭が有名です。

Q. 「今はのきは」はどう訳しますか?

『臨終の際・死にぎわ・最期の時』です。

🧩 確認クイズ

Q1. 「やむごとなき際」の「きは」の意味は?
A 身分・家柄    B 端・境目    C 評判    D 面影
Q2. 「今はのきは」の「きは」の意味は?
A 臨終の際・最期の時    B 身分    C 端    D 評判
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