きしやう

標準
現代仮名遣い:きしょう / 読み:キショウ
名詞
信仰 頻出 誓約

起請(神仏にかけて立てる誓い・誓約書)

📖 意味

  1. 1
    起請(神仏にかけて立てる誓い・その文書) 破れば神罰を受けると誓う約束・誓約書

📜 出典・例文

きしやうを書きて心を誓ふ。

起請文を書いて(変わらぬ)心を誓う。

──『例文』
神にかけてきしやうす。

神にかけて誓いを立てる。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

神仏にかけて誓いを立てること、またその誓約を記した文書『起請文(きしやうもん)』。約束を破れば神仏の罰(神罰・仏罰)を受けると誓う。恋人の変わらぬ愛の誓いや、武士・貴人の盟約などに用いられた。神仏への畏れを背景にした誓約。

🧠 覚え方・ゴロ

「“起請(きしやう)”=神仏に起(お)こし請(こ)う誓い」と、神仏への誓約で覚える。

🏛 語源・成り立ち

仏教・神道に関わる語「起請」で、神仏にかけて誓いを立てる意。その文書を起請文という。

🔗 関連語・対義語

ちかひ誓い・誓願 きしやうもん起請文・誓約を記した文書

❓ よくある質問

Q. 「起請文」とは?

神仏にかけた誓いを記した文書です。約束を破れば神仏の罰を受ける、と誓う内容で、しばしば社寺の護符(牛王宝印)の裏に書かれました。盟約・恋の誓いなどに用いられました。

Q. なぜ神仏にかけるの?

当時、神仏への畏れは強く、その罰を恐れる心が誓いの拘束力となったからです。神仏を証人・保証として、約束の重さ・確かさを示しました。

🧩 確認クイズ

Q1. 「きしやう」の意味は?
A 神仏にかけて立てる誓い    B 戦の宣言    C 税の記録    D 旅の許可証
Q2. 起請の誓いを破るとどうなるとされた?
A 神仏の罰を受ける    B 都を追われる    C 財を失う    D 何も起こらない
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