きる

標準
現代仮名遣い:きる / 読み:キル
動詞・ラ行四段活用
基本動詞 武士

切る・斬る/(縁を)断つ/(補助動詞)〜しきる

📖 意味

  1. 1
    切る・断ち切る・切り分ける «中心義»刃物で断つ。現代語に残る。
  2. 2
    (刀で)斬る・斬り殺す・討つ «斬る»«武士»「敵をきる(敵を斬る)」。
  3. 3
    (縁・関係を)断つ・絶つ・やめる 「契りをきる」「思ひをきる(思ひ切る=あきらめる)」。
  4. 4
    (動詞連用形に付いて)すっかり〜する・〜しきる・〜し終える «補助動詞»「思ひきる(すっかり決心する)」「言ひきる(言い切る)」。

📜 出典・例文

太刀にて、敵(かたき)をうちきる。

太刀で、敵を斬る。

──『例文』
この世の望みを、思ひきりつ。

この世の望みを、きっぱり断ち切った(あきらめた)。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「切る・断つ」が中心で、「(刀で)斬る」「(縁を)断つ」「(補助動詞)〜しきる」など。「思ひきる(きっぱり決心する・あきらめる)」「言ひきる(言い切る)」など補助動詞用法も重要。同音の「着る(きる=衣を着る・上一段)」とは活用も別語。軍記物語で「敵をきる」が頻出。現代語に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

刃物で「切(き)る」/敵を「斬(き)る」/縁を断つ——きる。

🏛 語源・成り立ち

「切(き)る/斬る」。刃物で断つ意。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「きる(切る)」と「きる(着る)」の違いは?

別語で活用も異なります。「切る・斬る」はラ行四段(きら・きり・きる…)、「着る(衣を着る)」はカ行上一段(き・き・きる・きる・きれ・きよ)です。意味・活用で区別します。

🧩 確認クイズ

Q1. 「この世の望みを、思ひきりつ」の「きり」の意味は?
A 望みをかなえる    B 望みを断ち切る・あきらめる    C 望みを増やす    D 望みを忘れる
Q2. 「きる(切る)」の活用の種類は?
A ラ行四段    B カ行上一段    C ラ行下二段    D カ行変格
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