きく

標準
現代仮名遣い:きく / 読み:キク
動詞・カ行四段活用
基本動詞

聞く・耳にする/聞き入れる・承知する/評判に聞く

📖 意味

  1. 1
    聞く・耳にする・聞こえる «中心義»音・声・話を耳で受ける。現代語に残る。
  2. 2
    聞き入れる・承知する・従う・許す «要注意»「願ひをきく(願いを聞き入れる)」「いさめをきく」。
  3. 3
    (うわさ・評判に)聞く・伝え聞く 「名にきく(評判に聞く・有名な)」。

📜 出典・例文

その願ひを、聞きとどけたまふ。

その願いを、聞き入れなさる。

──『例文』
名にきく高砂(たかさご)の松を、見に行く。

評判に聞く(名高い)高砂の松を、見に行く。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「聞く・耳にする」が中心で、「聞き入れる・承知する・従う」(「願ひをきく」)、「うわさ・評判に聞く」(「名にきく=有名な」)の意も。尊敬語「きこしめす(お聞きになる・召し上がる・お治めになる)」、謙譲語「うけたまはる(承る)」、自発・受身「きこゆ(聞こえる・評判である/申し上げる)」と関連。現代語に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

耳で「聞(き)く」/聞き入れる/評判に聞く——きく。

🏛 語源・成り立ち

「聞(き)く」。音・声・話を耳で受ける意。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「名にきく」はどう訳す?

「評判に聞く・名高い・有名な」と訳します。「きく」には「うわさ・評判として耳にする」意があり、「名にきく〜」で「有名な〜・名高い〜」となります。

🧩 確認クイズ

Q1. 「その願ひを、聞きとどけたまふ」の「聞き」の意味は?
A 聞き流す    B 聞き入れる    C 聞き間違える    D 聞き忘れる
Q2. 「きく」の尊敬語は?
A きこしめす    B うけたまはる    C まうす    D はべり
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