けがる

標準
現代仮名遣い:けがる / 読み:ケガル
動詞ラ行下二段
仏教・神事 忌み 頻出

けがれる・清らかさが損なわれる

📖 意味

  1. 1
    けがれる・不浄になる 死・血などにふれ、清らかさが失われる
  2. 2
    (心・名が)汚れる 比喩的に、名誉や心が損なわれる

📜 出典・例文

死にふれてけがれたり。

死にふれてけがれている。

──『例文』
名のけがれむことを恐る。

名誉が汚れることを恐れる。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

死・血・出産などにふれて清浄を失うのが原義。けがれた者は一定期間「物忌み」を要した。比喩的に『名・心が汚れる』意にも広がる。清める意の「きよむ」と対。

🧠 覚え方・ゴロ

「“汚(けが)る”=汚(けが)れる」と、そのまま漢字で覚える。

🏛 語源・成り立ち

「け(褻・異)」に通じ、清浄でない状態になること。神事・信仰の清浄観念を背景にした語。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 何にふれると「けがる」の?

死・血・出産などが代表的です。これらにふれた者はけがれたとされ、一定期間身を慎む『物忌み』が必要とされました。

Q. 比喩的な用法もある?

はい。『名がけがる(名誉が汚れる)』のように、抽象的に名誉や心が損なわれる意でも用いられます。

🧩 確認クイズ

Q1. 「死にふれてけがる」の意味は?
A 死にふれてけがれる(不浄になる)    B 死をまぬかれる    C 死を悼む    D 死者を清める
Q2. 「けがる」と対になる語は?
A きよむ(清める)    B いのる(祈る)    C いむ(忌む)    D はらふ(祓ふ)
← 古文・古典合格メニューへもどる