かつら

標準
現代仮名遣い:かつら / 読み:カツラ
名詞
和歌 伝説

桂(月に生えるという伝説の木)/髪飾りの鬘

📖 意味

  1. 1
    桂(月に生えるという伝説の木) 月そのもの・月光の象徴として詠まれる
  2. 2
    鬘(髪に挿す・かぶる飾り) 草木・造花などで作った髪飾り

📜 出典・例文

月の桂のもみづる秋。

月の桂が紅葉する(という)秋。

──『例文』
ひかげのかづらをかざしとす。

日陰の蔓を髪飾りとする。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

中国の伝説で月には桂の大木が生えるとされ、和歌では『月の桂』が月・月光の象徴となる。月の満ち欠けや秋を詠む縁語にも。別に、草木を髪に挿す・かぶる飾りの『鬘(かづら)』の意もあり、表記・文脈で区別する。

🧠 覚え方・ゴロ

「“月の桂(かつら)”=月に生える伝説の木=月の象徴」と、月+桂で覚える。

🏛 語源・成り立ち

「かつら」は木の名。月に桂が生えるという中国の伝説から、月の異名・象徴として和歌に用いられた。

🔗 関連語・対義語

つき かざし髪に挿す飾り

❓ よくある質問

Q. なぜ『月の桂』というの?

中国の伝説で、月には桂の大木が生えているとされたからです。和歌ではこの『月の桂』が月・月光そのものの象徴として詠まれ、秋や月の縁語をつくります。

Q. 『鬘(かづら)』とは?

草木や造花を髪に挿したり頭に巻いたりした飾りのことです。同じ「かつら(かづら)」でも、月の木を指すか髪飾りを指すかは文脈で判断します。

🧩 確認クイズ

Q1. 「月の桂」の桂とは?
A 月に生えるという伝説の木    B 海辺の松    C 庭の梅    D 山の杉
Q2. 「かつら」のもう一つの意味は?
A 髪に挿す・かぶる飾り    B 牛車    C 武具    D 楽器
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