かさぬ

標準
現代仮名遣い:かさねる / 読み:カサヌ
動詞・ナ行下二段活用
基本動詞 装束

重ねる・積み重ねる/(衣を)重ね着する

📖 意味

  1. 1
    重ねる・積み重ねる・上に載せる «中心義»物を上に重ねる。
  2. 2
    (回数・年月を)重ねる・繰り返す 「言葉をかさぬ」「年をかさぬ」。
  3. 3
    (衣を)重ね着する・襲(かさね)の色目にする «文化»色を配して衣を重ねる。

📜 出典・例文

衣(きぬ)を幾重(いくへ)にもかさねて着る。

衣を何枚も重ね着する。

──『例文』
年をかさねて、道を究む。

年月を重ねて、その道を究める。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

他動詞・ナ行下二段。自動詞「かさなる(重なる)」と対をなす。当時の装束では、衣を色の配合を考えて重ねる「襲(かさね)の色目」が美意識の要で、「かさぬ」はその重ね着も表す。「言葉・年をかさぬ」の抽象的用法も。

🧠 覚え方・ゴロ

上に「重(かさ)ぬ」——かさぬ=重ねる(他動詞)。

🏛 語源・成り立ち

「重(かさ)ぬ」。物を上に重ねる意。自動詞「かさなる」の対。

🔗 関連語・対義語

かさなる重なる・積み重なる(自動詞) つもる積もる・つのる

❓ よくある質問

Q. 「襲(かさね)の色目」とは?

衣を重ね着する際の、表と裏・上下の衣の色の配合のことです。季節や場面にふさわしい色の取り合わせが重んじられ、「かさぬ(重ぬ)」で表現されました。

🧩 確認クイズ

Q1. 「衣を幾重にもかさねて着る」の「かさね」の意味は?
A 脱いで    B 重ね着して    C 破って    D 洗って
Q2. 「かさぬ」に対応する自動詞は?
A かさなる    B かさむ    C かかる    D かる
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