かりそめ

重要
現代仮名遣い:かりそめ / 読み:カリソメ
形容動詞ナリ活用/名詞
評価語 頻出 無常

一時的だ・ほんのわずかだ・いいかげんだ

📖 意味

  1. 1
    一時的だ・ほんのしばらくだ 長続きしない、その場かぎりのさま
  2. 2
    ほんのちょっとだ・ささいだ わずかで取るに足りないさま
  3. 3
    軽々しい・いいかげんだ 本気でなく、なおざりなさま

📜 出典・例文

かりそめの宿りと思へば。

一時的な仮の宿りと思うと。

──『例文』
かりそめにも忘れず。

ほんの少しの間も忘れない。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

『一時的・その場かぎり』が核で、はかなさ・無常を表す語。『かりそめの宿り=仮の世・現世』のように、人生のはかなさをたとえる。『かりそめにも〜ず』で『ちょっとの間も〜ない』の強調にもなる。

🧠 覚え方・ゴロ

「“仮(かり)初(そ)め”=仮に初めるだけ=一時的」と、仮+初めで覚える。

🏛 語源・成り立ち

「仮(かり)+そめ(初め・染め)」で、本式でなく仮にすること。一時的・その場かぎりの意を表す。

🔗 関連語・対義語

はかなしはかない・頼りない つかのまほんのわずかの間

❓ よくある質問

Q. 『かりそめの宿り』とは?

『一時的な仮の宿り』の意で、しばしばこの世(現世)を仮の住まいにたとえる無常観の表現になります。人生のはかなさを示す言い回しです。

Q. 『いいかげん』の意味も出る?

はい。本気でない・なおざりな態度を『かりそめなり』と表すこともあります。『かりそめにも(軽々しくも)』のように用います。

🧩 確認クイズ

Q1. 「かりそめの宿り」の意味は?
A 一時的な仮の宿り    B 永久の住まい    C 立派な御殿    D 戦の陣
Q2. 「かりそめ」が結びつく古文の観念は?
A はかなさ・無常    B 繁栄・富貴    C 勝利    D 豊作
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