かり

標準
現代仮名遣い:かり / 読み:カリ
名詞
名詞 自然 和歌

雁(秋に来る渡り鳥・手紙の使い)

📖 意味

  1. 1
    雁・かり(秋に来る渡り鳥) «中心義»秋に北から渡来し、春に帰る鳥。秋の景物。
  2. 2
    (雁の便り)手紙・便り・音信 «要注意»雁が手紙を運んだという故事から、便りの象徴。「かりがね(雁)」とも。

📜 出典・例文

秋風に、初雁(はつかり)がねぞ聞こゆなる。

秋風に乗って、その年初めての雁の声が聞こえてくるようだ。

──『例文』
雁の便りを待てど、音(おと)もなし。

(雁が運ぶような)手紙を待つけれど、音信もない。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「雁」は秋に渡来する鳥で、秋の代表的景物・季語。中国の故事「雁の便り(雁が手紙を運んだ)」から、手紙・音信の象徴にもなる(「雁書〈がんしょ〉」)。「かりがね(雁が音)=雁/雁の鳴き声」。列をなして飛ぶさまも詠まれる。春の「帰る雁(かへるかり)」も情趣。

🧠 覚え方・ゴロ

秋に来る「雁(かり)」/雁の便り=手紙。

🏛 語源・成り立ち

「雁(かり)」。秋に渡来する鳥。「かりがね(雁が音)」とも。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「雁の便り」とはどういう意味?

「手紙・便り・音信」の意です。中国の故事で、捕らえられた人が雁の足に手紙を結んで届けたことから、雁が手紙を運ぶもの・便りの象徴とされました。

🧩 確認クイズ

Q1. 「雁の便りを待てど、音もなし」の「雁の便り」の意味は?
A 手紙・音信    B 食べ物    C 天候    D 財産
Q2. 「かり(雁)」が渡来する季節は?
A 春    B 夏    C 秋    D 冬
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