かなしぶ

標準
現代仮名遣い:かなしむ / 読み:カナシブ
動詞・バ行四段活用
感情語

深く悲しむ・いとしく思う

📖 意味

  1. 1
    深く悲しむ・嘆く 「悲し」の系。悲哀の情。
  2. 2
    いとしく思う・かわいがる・愛する 「愛し」の系。強い愛情。

📜 出典・例文

別れをかなしびて、袖をぬらす。

別れを深く悲しんで、袖を涙でぬらす。

──『例文』
ただ一人の子を、限りなくかなしぶ。

たった一人の子を、この上なくいとしく思う。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

形容詞「かなし(悲し・愛し)」を動詞化した語。「悲しむ」だけでなく「いとしむ・かわいがる」という愛情の意も持つ点が要注意。文脈でどちらかを判断する。

🧠 覚え方・ゴロ

「かなし(悲し・愛し)」の動詞——かなしぶ=悲しむ/いとしむ。

🏛 語源・成り立ち

形容詞「かなし」+動詞化の「ぶ」。胸に迫る強い感情(悲哀・愛情)を表す。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「かなしぶ」に「いとしむ」の意味があるのはなぜ?

もとの形容詞「かなし」が「悲し」と「愛し」の両義を持つためです。胸がしめつけられるほどの強い感情という点で、悲哀と愛情はつながっています。

🧩 確認クイズ

Q1. 「ただ一人の子を、限りなくかなしぶ」の「かなしぶ」の意味は?
A 深く悲しむ    B この上なくいとしく思う    C 強くしかる    D 遠ざける
Q2. 「かなしぶ」のもとになった形容詞は?
A かしこし    B かなし    C かたし    D かなふ
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