かぢ

標準
現代仮名遣い:かじ / 読み:カジ
名詞/動詞サ変
仏教語 頻出 祈祷

加持(仏力を得るための祈祷)

📖 意味

  1. 1
    加持(真言・印により仏力を得る祈祷) 験者・僧が病・物の怪に対して行う祈祷

📜 出典・例文

病重ければ、かぢせさせたまふ。

病が重いので、加持祈祷をおさせになる。

──『例文』
かぢのしるしにや、少し良くなる。

加持の効き目であろうか、少しよくなる。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

真言を唱え印を結んで、仏の力(加護)を得ようとする祈祷。験者・僧が、病人や物の怪に取りつかれた人に対して行い、病気平癒・悪霊退散を祈った。「加持祈祷(かぢきたう)」の形でも用いる。物の怪・病の場面で、験者とともに頻出する語。

🧠 覚え方・ゴロ

「“加持(かぢ)”=仏力を加え持たせる祈祷」と、加=加えるで覚える。

🏛 語源・成り立ち

仏教語「加持」で、仏の加護(力)を加え持たせる意。真言・印による祈祷を表す。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「加持」は何のために行う?

病気の平癒や、物の怪・悪霊の退散を祈るために行います。真言を唱え印を結んで仏の力を得ようとするもので、験者・僧が病人に対して行いました。

Q. 「加持のしるし」とは?

『加持の効き目・効験』の意です。『かぢのしるしにや(加持の効き目であろうか)』のように、祈祷が効いて病状がよくなるさまを表します。

🧩 確認クイズ

Q1. 「かぢ」の意味は?
A 仏力を得る祈祷(加持)    B 火事    C 家事    D 舵取り
Q2. 加持を行うのは?
A 験者・僧    B 武士    C 商人    D 農民
← 古文・古典合格メニューへもどる