かいまみる

重要
現代仮名遣い:かいまみる / 読み:カイマミル
動詞マ行上一段
動作語 頻出 恋物語

物のすき間からのぞき見る

📖 意味

  1. 1
    物のすき間からのぞき見る 垣根・簾などの隙間からひそかに見る
  2. 2
    ちらっと見る・ひそかにうかがう 全体でなく一部をこっそり見る

📜 出典・例文

垣のひまより女をかいまみる。

垣根のすき間から女性をのぞき見る。

──『例文』
そのさまをかいまみて心とまりぬ。

その姿をのぞき見て、心が惹かれてしまった。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「垣間(かきま=垣のすき間)+見る」で『すき間からのぞき見る』。当時の男女は直接会えないため、男が女をかいまみて恋に落ちる、という物語の定型場面で頻出する。

🧠 覚え方・ゴロ

「“垣(かき)の間(ま)”からのぞく=かいまみる」と字面で分解して覚える。

🏛 語源・成り立ち

「垣間(かきま→かいま)」=垣のすき間。そこを通してひそかに見る動作を表す複合動詞。

🔗 関連語・対義語

のぞくのぞき見る みそかなりひそかだ・こっそりしている

❓ よくある質問

Q. なぜ恋の場面で「かいまみる」が多いの?

当時の貴族女性は簾や几帳の奥にいて直接会えなかったため、男性がすき間からその姿をのぞき見て恋心を抱く、という出会いの型が物語に多いからです。

Q. 名詞形はある?

「かいまみ(垣間見)」があり、『のぞき見(すること)』の意で用いられます。

🧩 確認クイズ

Q1. 「かいまみる」の意味は?
A すき間からのぞき見る    B 大声で呼ぶ    C 堂々と対面する    D 手紙を送る
Q2. 「かいまみる」が物語で果たす役割は?
A 恋の始まりのきっかけになる    B 戦の合図になる    C 出家の決意を表す    D 季節の移りを示す
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