かひなし

標準
現代仮名遣い:かいなし / 読み:カイナシ
形容詞ク活用(甲斐無し)
評価語 頻出

かいがない・むだだ・どうしようもない/ふがいない

📖 意味

  1. 1
    かいがない、むだだ、言っても(しても)仕方がない 中心義。行っても効果・効き目がないさま。
  2. 2
    どうしようもない、取り返しがつかない 手の施しようがないさま。人が亡くなる意にも(かひなくなる=死ぬ)。
  3. 3
    ふがいない、情けない、たよりない 期待に反して頼りないさま。

📜 出典・例文

今さら悔ゆとも、かひなし。

今さら後悔しても、かいがない(どうしようもない)。※用法確認用の例文。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

漢字『甲斐無し』で、『かひ(甲斐=効果・効き目・価値)』が無い=《かいがない・むだだ・どうしようもない》。『言ふかひなし=言っても仕方がない・情けない』が頻出。『かひなくなる』は『死ぬ』の婉曲にもなる。

🧠 覚え方・ゴロ

「甲斐(かひ)無し」=“甲斐(効き目・価値)”がない → むだ・どうしようもない・ふがいない。

🏛 語源・成り立ち

『かひ(甲斐=効果・効き目・価値)』+『無し』で、効果・価値がないさまを表す。

🔗 関連語・対義語

いたづらなりむだだ・むなしい せむかたなしどうしようもない・なすすべがない

❓ よくある質問

Q. 「かひなし」の中心的な意味は?

『かいがない・むだだ・どうしようもない』です。『かひ(効果・価値)が無い』が原義です。

Q. 「言ふかひなし」はどう訳しますか?

『言っても仕方がない』のほか、『情けない・ふがいない』の意にもなります。

🧩 確認クイズ

Q1. 「悔ゆともかひなし」の「かひなし」の意味は?
A かいがない・どうしようもない    B うれしい    C 待ち遠しい    D 上品だ
Q2. 「かひなし」の『かひ』の意味は?
A 甲斐(効果・価値)    B 貝    C 階    D 櫂
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