かどかどし

標準
現代仮名遣い:かどかどし / 読み:カドカドシ
形容詞・シク活用
評価語 性格

才気がある・利発だ・かどがある

📖 意味

  1. 1
    才気がある・利発だ・気がきいている 「かど(才)」=才能・才知。プラス評価。中心義。
  2. 2
    かどがある・とげとげしい・角ばっている 「かど(角)」の意で、円満でないさまにも。

📜 出典・例文

かどかどしく、もの言ふさまも心にくし。

才気があって、ものを言うようすも奥ゆかしい。

──『例文』
いとかどかどしき人にて、詩歌に長ず。

たいそう才気のある人で、詩歌にすぐれている。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

名詞「かど」には「才(才能・才知)」と「角(かど・とげ)」の両義があり、それを重ねた「かどかどし」も「才気がある(プラス)」と「かどがある・とげとげしい(マイナス)」の両様。多くは才知をほめる意で用いる。

🧠 覚え方・ゴロ

「才(かど)」が重なる——かどかどし=才気がある・利発だ。

🏛 語源・成り立ち

名詞「かど(才・角)」を重ねた「かどかど」に形容詞語尾「し」。才知が際立つさま。

🔗 関連語・対義語

かどなし才気がない・平凡だ こころにくし奥ゆかしい・心引かれる

❓ よくある質問

Q. 「かどかどし」はプラス評価?マイナス評価?

多くは「才気がある・利発だ」というプラス評価です。ただし「かど(角)」の意から「とげとげしい」というマイナスの意になることもあり、文脈で判断します。

🧩 確認クイズ

Q1. 「かどかどしく、もの言ふさま」の「かどかどしく」の意味は?
A たどたどしく    B 才気があって    C やさしく    D つらそうに
Q2. 「かど」の意味として古文で重要なものは?
A 門    B 才(才能・才知)    C 香    D 過度
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