いはふ

標準
現代仮名遣い:いわう / 読み:イワウ
動詞ハ行四段
神事 頻出 斎ふ

神を祭り身を慎む・祝福して無事を祈る

📖 意味

  1. 1
    神を祭り、身を清めて慎む 神事のために斎戒すること(斎ふ)
  2. 2
    (無事・幸いを祈って)大切に守り育てる 「いはひ据う」など。祝福して守る

📜 出典・例文

神をいはひて祈る。

神を祭り、身を清めて祈る。

──『例文』
この子をいはひ育つ。

この子を(無事を祈り)大切に育てる。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

現代語の『祝う(祝賀)』とは異なり、古文では『神を祭り身を慎む(斎ふ)』『無事を祈って大切に守る』が中心。斎宮(いつきのみや)の「いつく」とも同根の神聖な語感を持つ。

🧠 覚え方・ゴロ

「“斎(い)はふ”=斎(い)み清めて神を祭る」と、斎(いむ)=清め慎むで結びつける。

🏛 語源・成り立ち

「い(斎・神聖)+はふ」で、神聖を保つべく身を慎み神を祭る意。そこから『祝福して守る』へ広がった。

🔗 関連語・対義語

いつく神として大切に祭る・かしずく いむけがれを避けて慎む

❓ よくある質問

Q. 現代語の「祝う」と同じ?

祝賀の意もありますが、古文の中心は『神を祭り身を清めて慎む』『無事を祈って大切に守る』です。宗教的な意味合いに注意しましょう。

Q. 「いつく」とどう関係する?

どちらも神聖なものを大切に扱う意で同根とされます。「いつく」は『大切に祭る・かしずく』、「いはふ」は『祭り慎む・祝福して守る』です。

🧩 確認クイズ

Q1. 「この子をいはひ育つ」の意味は?
A 無事を祈って大切に育てる    B 子を叱って育てる    C 子を捨てる    D 子を急かす
Q2. 古文「いはふ」の中心的意味は?
A 神を祭り身を清めて慎む    B 宴会で騒ぐ    C 戦いに勝つ    D 旅に出る
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