いとほし

重要
現代仮名遣い:いとおし / 読み:イトオシ
形容詞シク活用
感情語 頻出 現代語とのズレ注意

気の毒だ・かわいそうだ/(自分が)つらい/いとしい・かわいい

📖 意味

  1. 1
    気の毒だ、かわいそうだ、ふびんだ 中心義。他者への同情。
  2. 2
    (自分にとって)つらい、いやだ、困る 自分の身がつらく感じるさま。
  3. 3
    いとしい、かわいい 現代語『いとおしい』につながる用法。古文では相対的に少ない。

📜 出典・例文

幼き者の泣くを、いとほしと見る。

幼い者が泣くのを、気の毒だと見る。※用法確認用の例文。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

現代語『いとおしい(かわいい)』一択で訳すと誤りやすい。古文では《気の毒だ・かわいそうだ》が中心で、《自分がつらい・困る》の意もある。対象が他者なら同情、自分の状況なら『つらい』と判断する。

🧠 覚え方・ゴロ

「いとほし」=“いとしい”より先に“気の毒”。他人にはふびん、自分にはつらい。

🏛 語源・成り立ち

『厭(いと)ふ(いやだと思う)』に由来し、見ていられずつらい気持ちが原義。そこから同情『気の毒だ』、さらに愛情『いとしい』へ広がった。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「いとほし」は『かわいい』ですか?

その意味もありますが、古文では『気の毒だ・かわいそうだ』が中心です。『自分がつらい』の意もあります。

Q. 意味の見分け方は?

対象が他者なら『気の毒だ』、自分の状況なら『つらい・困る』、愛情の対象なら『いとしい』と判断します。

🧩 確認クイズ

Q1. 「いとほし」の中心的な意味は?
A 気の毒だ・かわいそうだ    B うれしい    C 退屈だ    D 恐れ多い
Q2. 「いとほし」の語源となった動詞は?
A 厭(いと)ふ    B いだく    C いのる    D いたはる
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