いとふ

重要
現代仮名遣い:いとう / 読み:イトウ
動詞ハ行四段
感情語 仏教語 頻出

いやがる・(世を)嫌って離れる

📖 意味

  1. 1
    いやがる・嫌う・避ける つらいもの・煩わしいものを遠ざけたく思う
  2. 2
    (世を)嫌って離れる・出家する 「世をいとふ」で俗世を捨て仏門に入る

📜 出典・例文

暑さをいとひて涼を求む。

暑さをいやがって涼しさを求める。

──『例文』
うき世をいとひて、山に入る。

つらい俗世を嫌って(出家し)、山に入る。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

『いやがる・嫌う』が基本。特に「世をいとふ」は『俗世を嫌って出家する』の慣用で最頻出。無常観・厭世思想と結びつく仏教的文脈で押さえる。名詞「いとひ」も。

🧠 覚え方・ゴロ

「“厭(いと)ふ”=いとわしくて避ける」と、いとわしいで暗記。

🏛 語源・成り立ち

「厭(いと)ふ」は、煩わしく思い遠ざける意。俗世の苦を嫌う気持ちと結びつき、出家の文脈で多用された。

🔗 関連語・対義語

うしつらい・いやだ よをすつ出家する

❓ よくある質問

Q. 「世をいとふ」はどう訳す?

『俗世を嫌って(捨てて)出家する』と訳します。無常を感じて仏門に入る、という古文頻出のモチーフです。

Q. 現代語「いとう」と同じ?

『嫌う・避ける』の意は共通です。ただし古文には『出家する』という宗教的用法がある点を押さえましょう。

🧩 確認クイズ

Q1. 「うき世をいとふ」の意味は?
A つらい俗世を嫌って出家する    B つらい世を楽しむ    C 世の中を治める    D 世に打って出る
Q2. 「いとふ」の基本的な意味は?
A いやがる・嫌う    B 喜ぶ    C 祝う    D 急ぐ
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