いとど
重要現代仮名遣い:いとど / 読み:イトド
副詞
いっそう・ますます・ひとしお
📖 意味
-
1
いっそう・ますます・ひとしお・より一層 «中心義»すでにある状態がさらに強まるさま。
-
2
今までにもまして・そのうえさらに 事態が重なって程度が増すさま。
📜 出典・例文
秋の夕暮れ、いとどものあはれなり。
訳秋の夕暮れは、いっそうしみじみと心にしみる。
別れの後は、いとど恋しさまさりけり。
訳別れた後は、ますます恋しさがつのったことだ。
⚠️ 識別・注意点
「いと(たいそう)」を重ねた「いといと」の変化で、「すでに程度が高い状態が、さらに一段と強まる」意。単なる強調の「いと」と異なり、「もとから〜な上に、いっそう〜」という重なりを含む。和歌・物語で頻出。
🧠 覚え方・ゴロ
「いと」を重ねて——いとど=いっそう・ますます。
🏛 語源・成り立ち
「いと(たいそう)」を重ねた「いといと」の縮約。程度がさらに増す意。
🔗 関連語・対義語
いとたいそう・非常に
いよいよますます・いっそう
❓ よくある質問
Q. 「いと」と「いとど」の違いは?
「いと」は単に「たいそう」と程度を強めるだけですが、「いとど」は「すでに〜な上に、さらにいっそう」という程度の重なり・増大を表します。
🧩 確認クイズ
Q1. 「別れの後は、いとど恋しさまさりけり」の「いとど」の意味は?
A 少しも B ますます C 決して D たまに
A 少しも B ますます C 決して D たまに
Q2. 「いとど」の成り立ちは?
A いと+ど B 「いといと」の縮約 C 糸+度 D 至+度
A いと+ど B 「いといと」の縮約 C 糸+度 D 至+度